フィリピーナの恋人宣言 その4
彼女の恋人宣言のその4です。
彼女の指名客は僕たちが見せつけてると勘違いしたのかしきりにテーブルの脚を蹴っているようです。
そのたびにテーブルの上のグラスやボトルが激しく音を立て恐怖を煽ります。
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
コワいよー これって僕が悪いの??
実は僕、超小心者でケンカなんてしたことありません。
怖くて足ががくがく震えてきました。
まさか手は出してこないとは思うけど。。
すると、そいつはママを呼ぶと何やら小声で話しかけています。
これからどうなるんだろう?
まさかママに僕たちのことを怒ってるんだろうか?
しかし、数分経ち財布を取り出したので会計をしているみたいです。
そして帰り際、さらにこちらを睨みつけるとそのまま帰って行きました。
あーこわかった。
僕はへなへなとソファに崩れ落ちました。
彼女はと見ると「ラーメン タベタイナ」とか言ってます。
(#`-_ゝ-)ピキ
ほんま、こいつだけは
「あなたおなか痛いの治ったの?」
「ウーン ダイジョブ オサケノンダラ ナオッタ」
けらけら笑ってます。
ムカ・・・(-_-メ)
いつもこうです。
たぶん次の日は全く覚えてないでしょう。
「指名客帰っちゃったみたいだけど大丈夫なの?」
「ダイジャブ ダイジャブ アノオキャクサン ワタシノコト スキダカラ マタクル」
はあ? また来たら、また会うかもしれないってことじゃん。。
彼女が心配で慌ててお店に飛んできて訳もなくビンタされ、さらに他のお客に怒りをかう。
僕がいったい何をしたというんでしょうか?
疲れ果てた1日でした。