フィリピーナの恋人宣言 その3
前回、前々回の続きです。
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酔っぱらった彼女。
店内で突然立ち上がり、大声で恋人宣言をしました。
クスクス笑う女の子や客をものともせず、さらに大きな声でもう一度叫びます。
「コノヒト ワタシノコイビト ダヨー ー!!」
すると向こうのテーブルからすごい視線が。
そうです。
彼女とさっきまで盛り上がってた指名客です。
ヘルプの女の子によると僕の彼女にぞっこんらしく今日もオープンからお店にいるそうで、すでにボトルを2本も入れてるとのこと。
ヤバい。。
僕は思わず下を向いてしまいました。
そっと顔を上げてちらりと見ると、すごい形相で僕を睨みつけています。
コワい。。。
明らかに僕よりおっさんですが、いかつそうな外見をしています。
オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ ・・・
慌てた僕は彼女を座らせようと立ちあがり、まだ何か叫びそうな彼女の口を押さえました。
「やめろって、バカ。とにかく座れ!!」
しかし、彼女は余計にはしゃぎ、僕に抱きついてきます。
さらに僕の腕をつかみ自分の腰にもっていきました。
僕のことなどどーでもいい他のお客や女の子はすでに誰もこちらを見ていませんが
ガチャーン ガチャーン
そんな僕らを見た指名客は、見せつけてると思ったのかテーブルを蹴り始めました。
これって僕が悪いの???
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/たすけてぇ~
さらにさらに続きます。