ベテランのフィリピンパブ嬢
フィリピンパブ歴10年以上になる自分ですが彼女ができるまでずいぶんいろいろな目に遭ってきました。
今回はそんな話です。
一人目は、あるお店のベテランフィリピンパブ嬢。
彼女は子どももいてますが、とてもそうは見えない若くて綺麗なコでした。
何度かお店に通い、いい感じになってきたかなと思い出した頃です。
彼女が「今日、お店が終わったら一緒に行きたいところがあるの」と言います。
同伴ならともかくお店が終わった後なら基本的に時間は無制限です。
何よりプライベートの時間を自分の為に空けてくれるわけですからこれは期待できるかもとワクワクしながら彼女を近くのBARで待ちました。
店が終わりやってきた彼女。
同伴すらしたことも無かったので私服の彼女はとても新鮮でした。
近くに行きたいお店があると言う彼女についていくとそこは貧相なBAR。
特段、オシャレな店でもありません。
飲みたいならさっきの店でいいのにと不思議に思いましたが馴染みの店なのかなと思いその店で飲むことに。
しかし、彼女が頼んだものは一杯のカクテルとおつまみだけ。
僕もウイスキーを一杯だけ飲むと彼女は店を出ようと言います。
何の為に入ったんだろうと思いつつ会計をすると何と伝票の金額は1万円。
は?ドリンク二杯とおつまみだけで?
彼女はというと伝票を見て驚く様子も無く、早く行こうよとせがみます。
店員に内訳を聞こうと思ったのですが彼女の馴染みの店で揉めるのも面倒だし黙って支払いました。
店を出た彼女はどこかに電話しています。
「ちょっとだけ友達の店に行っていい?」
ちょっとだけかあ。まあ、でもその後は
ここで断ったらまた振り出しに戻ってしまうのではないかと思った僕はまた彼女についていくことに
彼女が連れて行ってくれたお店は所謂遅い店。
通常フィリピンパブは2時に閉店ですが、その後朝まで営業しているお店のことです。
いやな予感が的中しました。
彼女は単なるお客として入店していますがお店の女の子たちはみんな彼女の友達。
気がついたら僕のテーブルには数人の女の子が群がっていました。
しかし、僕はまだ諦めていません。
ここで彼女と盛り上がればと彼女に言われるままシャンパンのボトルを入れ乾杯をしました。
そしてしこたま飲んだ後、彼女は僕が会計を済ませているうちに一人でさっさとタクシーに乗り込み帰って行きました。
完全にしてやられました。
最初のBARも彼女の知り合いで金額から推測するとバックをもらっているんでしょう。
その後の遅い店も同じ。
何らかの形で彼女にもお金が入っているのではないかと思います。
きっと、何度かお店に通ううちに私が気前良くお金を使うことがわかったのでしょう。
その後、彼女の店に行くことはありませんでした。
二人目のベテランフィリピンパブ嬢に続きます。
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