僕のフィリピンパブ遍歴 その3
会社の仲間のフィリピンパブの成功体験を聞いて僕はまた闘志が湧いてきました。
(あの、キリマンジャロゴリラとワシにどんだけ差があるっちゅうねん)
(あんなに若くてかわいいフィリピーナといいことしやがって)
(ワシが今までどんだけフィリピンパブに金を使ったか)
(それをたった一回、フィリピンパブに行ったヤツに先越されるなんて、このまま引き下がれるかい)
ターゲットは、この前の店のアリスです。
僕は時間を見つけては、お店に通い彼女を指名しました。
彼女も満更では無さそうで、僕がお店に行くと大喜びしてくれます。
そして帰り際にはお店のビルのエレベーターの前でキスも
彼女とは数回、同伴もしました。
(実は同伴は彼女とが初めてでした)
そんなこんなでお店に通うこと十数回。
期間は2か月くらいだったでしょうか。
完全に機は熟したと思いましたが彼女はタレントの身。
決まった休みがありません。
※本当はタレントにも月2日程度は休みがあります。
でも彼女は何かと理由をつけて休みを教えてくれませんでした。
こうなったら同伴のわずかな時間しか無い。
通常、同伴はお店が始まる2時間くらい前から。
食事をしてああでもないこうでもないとやっていたら、ホテルに行く時間などありません。
僕は意を決して同伴の約束をする直前、彼女に言いました。
「なあ、ワシお前のことが好きやねん。今日はメシ食う前にホテル行かへんか?」
彼女はちょっと困った顔をして言いました。
その4に続きます。