フィリピンパブ嬢の彼女のバースデーパーティー 当日編
ついにやってきました彼女のバースデーパーティー当日。
実はいろいろあって前年はバースデーパーティーをやらなかった為、実は自分も彼女のバースデーパーティーにお店に行くのは初めてでした。
昨夜は朝まで仕事だった彼女ですが注文したドレスを取りに行ったり美容院に行ったり、ほとんど徹夜です。
自分も彼女が注文したケーキを取りに行き、店まで届けたり花を注文しに行ったり夕方から大忙しでした。
(平日だったので仕事は早退しました)
一世一代の彼女のバースデーパーティー、自分にとっても一大事です。
自分の飲み仲間や友人にも片っ端から声をかけたかったのですが折りしもコロナ真っ只中(この時は緊急事態宣言中でした)
万が一、お店でクラスターなんてことにでもなったら申し訳が立たないので一人で行くことに。
準備を整え、自宅に一旦戻り開店時間を待ちました。
彼女からは悲壮感漂うLINEが頻繁に来ます。
そしてお店の開店時間。
花屋に注文した花束がお店に到着したようで彼女から有難うメールが来ました。
さて自分も出動です。
まるで戦場に行く兵士の気分です。
おそらく今日はラストまでになると思うので自分がお店に行くのは開店から2時間後くらいと決めていました。
(開店からラストまでいるとセット料金だけできついので)
彼女からはまだかまだかとLINEが来ます。
そして彼女の店に向かいますが突然彼女からのメールが途絶えました。
(お客が来たのか?)
道中の繁華街は真っ暗。
どこのお店も閉まってます。
(こんな日に飲みに行くヤツなんているのか?)
不安になりながら彼女の店に着くと
(は? なんや、これ?)
なぜかお店の扉は空いたまま、数人の客が店の前に立っています。
(コロナ対策で開けっぱなしになってんのか?)
さらに続きます。