フィリピンパブにはまる理由 その4
チェリーは本当に美人でした。
何度か同伴以外で店外デート(といっても食事くらいですが)をしたこともありましたが、どこに連れていっても目立ちます。
一緒に歩いていると他の男の視線もビンビン感じます。
しかし、彼女との仲は一向に進展しません。
何度か告白もしましたが返事はいつも同じ。
「まだ早い」でした。
そんなときお店で彼女に誕生日パーティーの誘いを受けました。
それまでフィリピンパブの誕生日パーティーを経験したことが無かった僕は、このときが勝負だと思いました。
正直なところ何とかしないと、このままではお金がもたないとも思っていました。
プレゼントは何にしよう。
決してお金があったわけではありませんが、僕は目一杯頑張って10万円ほどのアクセサリーを購入しました。
今の自分から見ると愚かな行為としか思えないんですが、当時の僕は高価なプレゼントなら彼女の気持ちも揺らぐだろうと思ったんです。
そして彼女の誕生日を迎えます。