フィリピンパブにはまる理由 その5
そしてついに迎えた彼女の誕生日。
プレゼントだけでは不安だった私は、ケーキ、花束も用意しました。
ケーキは有名店のもの、花束も2万円と大奮発。
パーティーは大盛況でした。
他のテーブルではシャンパンやテキーラがどんどん開いていきます。
僕も負けじとシャンパンをオーダーしましたが、たったの1本では焼け石に水でした。
そして3時間ほどお店にいて会計は7万円。
1日にお店で使った額では最高でした。
チェリーはというと他のテーブルを順番に回り、たった30分ほど隣にいただけ。
ほとんどの時間とドリンクはヘルプのコに使いました。
このとき、ぼんやりと思いました。
自分は、たくさんの指名客に埋もれたただの一人の客なんだと。
プレゼントも含め、トータルでこの日に使ったお金は20万円ほど。
そして得たものは。。。。
フラれたわけではありませんが、帰りに食べたラーメン屋では思わず涙が出てきそうになりました。
ラーメンを食べて手元に残ったお金は帰りのタクシー代だけ。
夜空を見上げて思いました。
「あ~、何やってんだろ」